2022年05月30日

電車が怖くて乗れない・・。分かって~。

昨日は不登校の面談日でした。
不登校というのかな?
放課後登校と、自治体の通教にもきちんと通っている当事者。
これって不登校っていうのかな??
今の自分が行くべきところにちゃんと通っていても
不登校って定義に当てはまるのかな?
個人的に「不登校と違うんだよー。」と言いたいです!

昨日は当事者のお母さんとの面談でした。
中学3年生、受験を控えている学年で、
進路の話も出てきています。

当事者本人は、
「電車に乗るのが怖いから、自転車で通える高校に行く。」と、
自分の意見をしっかりと持っておられます。

お母さんは、
「そんなことで決めたら、選択肢が狭くなってしまって、
自転車でいける学校は1校しかないから、
電車にも毎日乗ってたら慣れるから、もっと違う高校も考えたらいいやん。」と、
本人に話したとのことです。

ここでちょっと、えこーから一言、お話しさせてもらいました。
「電車が怖くて乗れない人、結構おられるのですよ。
電車に乗るのが本当に怖くて、辛くて、
学校に通うことよりも、電車に乗ることが辛くて、
学校に行けなくて苦しんでいる人もおられます。
その人達から話を聞くと、
電車の中の閉じ込められているような空間、
知らない人がいっぱい乗っている、
混雑時の電車の中の人との距離の近さ、
電車に乗ることが苦行のような、地獄のような時間のようですよ。」

「あ、そういうことかもしれません。」と即答のお母さん。
「うちの子もきっとそんな感じなのが分かります。
自分は普通に電車に乗れるから、何とも思っていなかったし、
電車に乗る練習をしたらいいとしか思ってませんでした。」

そうなんです。
電車に乗ることを苦痛と思っている人は、
目的地に行くことが目的ではなく、
「今日、どうやって電車に乗ろう。
電車に乗りたくないのに、乗らないといけない。」ということ、
電車に乗ることが目的になってしまっています。

勇気を振り絞って電車に乗り、
学校に着いた頃にはもうヘトヘトkao03
ヘトヘトなのに、なんとか一日授業を受けることができたkao_20
今日も一日、頑張ったぞ!・・・・ではありません。
ここで終わりではないのです。
帰宅するためにまた電車に乗らなければならない・・・。kao_18
地獄や・・・。kao_18

電車が苦手な人の通勤、通学はこんなに辛いのです。電車

こんなお話しをさせていただきましたが、
えこーは安心感を持ってお話しできていました。
昨日面談に来られたお母さんは、
わが子への寄り添い方がとても素敵です。
えこーと繋がるまでは、
親子関係が上手くいかず、疲れきっておられましたが、
面談を重ねていくうちに、いろんなことに気付かれ、
わが子の抱えている生きづらさを少しでも分かろうと、
お気持ちを切り替えたり、
感情的になってしまう時は少し距離を置いたり、
とても素敵な寄り添い方になられました。
ほんとに素晴らしい!!face02

ひとつひとつの出来事が、
親と子の絆、
相談者さんとえこーの絆になっているように思います。

今日は午後から、
大津市保健所と大津市社会福祉協議会とえこーで、
ひきこもりの相談者さんのケース会議があります。
今日も絆を紡ぎに行ってきまーす。
  


Posted by いとう茂 at 11:13Comments(0)

2022年05月26日

講演講師の活動をしてきました!

今日は午後から、大津市人権・男女共同参画課から
ご依頼をいただいていた研修講師の活動をしてきました。
大津市の人権擁護推進員協議会の総会後、
研修会の講師として、えこーの活動のお話をさせていただきました。

「えこーの寄り添い支援」というタイトルで、
相談を受けるということを主にお話しさせていただきました。

会場には大津市の人権擁護推進員さんが30名ほどおられました。
冒頭に、
「皆さま総会で疲れておられると思います。
私は話す速度がゆっくりしているらしく、
あなたと喋っていると眠くなってくるとよく言われます。
今日も皆さまがお眠りになられたらどうしようかと
心配しておりまして、
講演の最中に2問、質問させていただきますので、
ご回答下さいますよう、ご協力を
お願い致します。」
と言いましたkao05
きっと皆さま、
「講師でこんなこと言う奴おらへんで!!」kao12
内心思われたのだろうな・・。

講演の内容は、
相談者さんからの相談を受けて、
深く関わっていくと、抱えておられる生きづらさが見えてくること、
生きづらさを分かち合い、寄り添っていくと、
正論は通用しない壁にぶちあたることのお話し、

親と子が会話もできない状況のなか、
親がどのようにわが子と関わると
変化が出てくるのかなどのお話し、

相談を受ける側もひとりで抱え込まず、
行政や支援機関、支援団体と繋がること、
相談する側も相談される側も、
地域でつながるということの大切さのお話し、
などなど。

えこーの活動と事業の紹介を含め、90分の講演講師活動でした。

冒頭にお話しした質問の時には、
あちこちマイクを持って回り、
回答をいただきました。
皆さま、真剣に考え回答下さいました。
皆さま、本当にありがとございました。kao_20
ありがたくて涙が出てきます。

講演中もこちらの話に耳を傾けて下さっていることが、
会場を見ながらお話ししていると伝わってきました。
本当にありがとうございます。m(__)m

講演が終わり、ぽよーんとしていると、
「良い話を聞かせてもらいました。
ありがとうございました。」と
数人の方が言ってくださり、
とても嬉しかったです。

講演講師をさせていただくことで、
ひきこもり・不登校問題や生きづらさと闘っている方々の
理解に繋がることを心から祈り、願っています。

これからも講演講師のご依頼をいただくお話を
どんどんお受けしたいと思っております。

最後になりましたが、えこーに講演の依頼をして下さった
大津市人権・男女共同参画課の職員さん、
大津市人権擁護推進員の皆さま、
本当にありがとうございました。m(__)m
  


Posted by いとう茂 at 18:48Comments(0)

2022年05月22日

えこステ、外来魚駆除釣り大会。98匹も釣れた~~。

本日は、ひきこもり・不登校家族の会えこちゃんステーション
(えこステ)で、
外来魚駆除釣り大会を膳所公園で開催しました。
今回で4回目の釣り大会つり
晴天に恵まれ、暑いぐらいでした。icon01

5家族とえこーのスタッフ2名を含め、計16名の参加となりました。
(過去最高の参加人数ですface02

膳所公園近く、近江大橋の近辺まで歩き、
それぞれが好きな場所で釣竿を持って開始!
今回はエサとなるミミズを自分で釣り針にさし、
釣れたブルーギルの釣り針を自分で外すことを
挑戦する釣り大会でした。
(前回は代表理事があちこち走り回ってエサづけ、
釣り針外しで大変でした。)
皆さん、この挑戦をクリアされていました!すごい!!

どんどん釣れる人つり
前回いっぱい釣れたのに今回釣れない人kao_4
えさとなるミミズが怖くて触れない半泣きの人kao_20
(ぶっちゃけトーク!半泣きの人はえこーの影の代表理事。
それを見て半怒りになっていた人はkao_23えこーの代表理事。)

別室登校をしている中学生(初参加)と
放課後登校をしている中学生(2回目の参加)も
参加してくれました。
13時から15時までの時間、
魚釣りを楽しんでくれていたようです。
別室、放課後の登校をがんばっている中学生。
心の中で、
(すごく頑張っているんだね。kao_22)と
言いながら、ちょっとした釣りの会話をしました。
釣り大会に参加してくれている原動力を大切にしたいえこーです。
この原動力がこの先、どんなことに希望を持つのか、
どんな道を探すのか、
大切な力だと思います。

2回目参加の中学生の隣に座り、
「今日はなかなか釣れないね~。」と話しかけると、
ミミズの話や、自分の好きな季節、
学校から帰ってきて、家で~してるなどの話を
ポツリポツリとしてくれました。
嬉しいkao01
何気ない会話だけど、自分の事を話してくれたことが本当に嬉しいkao01
話してくれてありがとう!

釣れない人も後半は結構釣れて、
よかったよかったkao_22

最後に記念撮影をするため、釣れた魚を
地面に並べようとしていますと、
初参加の中学生が「僕が並べます。」と自ら名乗り出てくれました。
嬉しいkao01
ありがとう!
並べている最中、釣れて間もない、
バタバタと動いているブルーギルを
「気絶させる!」と
太めの棒でブルーギルを叩いて協力してくれていた
中学生の弟くんもありがとう!
心が和みました。

並べた魚を数えると、
なんと98匹でした。
これまたすごい!嬉しいなkao01
今日初参加して下さったえこステのメンバーさんも、
「釣りするのっていいなぁ。琵琶湖の景色を見て、
のんびりして、心が休まるわ~。」とほっこりされていました。
お金では買えない魔法の時間ですねkao10

次回の外来魚駆除釣り大会は秋、10月開催予定です。
次回も魔法の時間となりますように。
  


Posted by いとう茂 at 23:00Comments(0)

2022年05月16日

発達障害の検査を受けるために。

今日は午後から、
前回アップした「すごい勇気」のMさん親子と
大津市保健所へ行ってきました。

保健所へ行った目的は、
「発達障害の検査を受けたい。」と思っておられるMさんと、
地域担当をされている保健所の職員さんとお話しをすること、
発達障害の検査を受けることのできる病院はどこか?
という情報をいただくことです。

保健所へ行くと、会議室を準備して下さっていましたので、
Mさん親子と地域担当の保健師さんと、えこーのスタッフ2人の
計5人で会議室に入り、1時間ほどお話しをしました。

緊張しまくっているMさんでしたので、
会議室に向かう廊下を歩くときは、腕を繋ぎながら、
(このご時世ですので、手をつなぐことはダメだよね~kao09
「気を使わず、話して大丈夫だよ。
すぐに返事できなくても、待っててくれはるし、
どんな話しでも、聞いてくれはるってことが
保健師さんのお仕事やから、
だいじょぶだいじょぶkao10
と言って歩きました。

保健師さん、勝手に仕事やと言っちゃってごめんなさいm(__)micon10

保健師さんからの質問に、
一生懸命に考え、言葉を選びながら答えていたMさんでした。
頑張ったねkao05すごくすごく頑張ったねkao05
Mさんの勇気が誰かの心を動かすんだろうな。
Mさん、本当にお疲れさまでした。

今日の「発達障害の検査を受けたい」というケースですが、
発達障害の検査が受けられる病院は、
滋賀医大か、京都の音羽病院とのことです。
保健所から繋いでもらうのですが、
検査を受けるのに1カ月ほど待たなければならないとのことです。
保健所を通したからといって、待っている順番が早くなることは
ありません。
ただ、病院に予約の電話をする時に、
「保健所に相談をしたら、こちらの病院に予約してください、と
言われましたので、予約をお願いします。」と言えば、
保健所からも病院に情報を伝えて下さっているので、
医療機関とも、しっかりと繋がれます。

発達障害の検査を受けたいけど、
どうしたらいいのか分からないとお悩みの方に、
このケースが参考になればいいなぁ。kao01
  


Posted by いとう茂 at 18:04Comments(0)

2022年05月06日

すごい勇気!!

えこーで関わらせていただいているひきこもりから1歩
前進されている当事者Mさんのお話しです。

Mさんとは2年前から関わらせていただいています。
とても真面目な、嘘のつけない正直な、
優しいMさん。
えこーのスタッフはMさんと10回以上はお会いして、
お話しをさせてもらっています。

Mさんは、自分の気持ちを言葉にするのが苦手さん。
会話をしていると、固まってしまわれたり、
返事が返ってくるのに時間がかかる時もあります。
何事も一生懸命に頑張っておられることが伝わってきます。

2年前からのおつきあいですが、最初の1年は順調に
前進されていましたが、
2年目の約1年間はブランクがありました。
疲れきってしまったのか、
えこーに来ることができない日々を過ごされました。
ブランクの1年は親御さんから様子をお伺いしていました。
手紙を書こうかな?っと何度か思いましたが、
疲れきっている時に手紙を出すのは、
Mさんにプレッシャーを与えてしまう恐れがあると思いましたので、
Mさんが再び動き出されるまで、お地蔵さんのように
じっと待つことにしていました。

2か月前にMさんが再び動き出され、
1年ぶりの再会をした時には
とても嬉しかったですkao_22

この1年、Mさんは何を見て、何を考え、何を思ってきたのだろう・・・。

「自分は人と話すことが本当に苦手で話せない。
家族とはたくさん話せるのに、他人とは全然話せない。
この話せない状態は、発達障害ではないのか?
発達障害かどうか、検査を受けたい。」と言って来られました。

ものすごく勇気がいることだろうに、
自分から検査を受けたいと言ってきたことに、
心が打たれました。
すごい勇気と強さがMさんのなかで芽生えている。
このお話を聞いた時も言葉数が少ないMさんでしたが、
まっすぐな眼差しでこちらを見てくれていました。

Mさんのこの本気を受け止めて大切に繋がなくては・・・。

このお話を大津市保健所に繋ぎました。
えこーとしか繋がっていないMさんですので、
保健所の地域担当の保健師さんにも入っていただき、
公的機関と繋がってもらうことにしました。

Mさんと保健所とえこーとで顔合わせをする日程も決まりました。

Mさんの勇気がえこーを動かしてくれたのですね。
Mさん、ありがとうございますkao05
Mさんにえこーが必要なくなる日まで、
Mさんと共に歩きますkao_21
  


Posted by いとう茂 at 23:28Comments(0)

2022年05月04日

出前えこー(訪問)に行ってきました。②

今日は午後から出前えこー(訪問)してきました。
今日お伺いしたお宅は本日で3度目の訪問になります。

前回の出前えこーは2月でした。
ご両親といろいろお話をして、
「来月(3月)には
当事者さんに手紙を書いてきます。」とお伝えして帰りました。

ですがこのお宅で、ちょっとした事件が起こり、
当事者さんもご両親も、
とても悔しい思いをされたのです。

この1年、毎日声掛けをして、
あいさつや会話をすることが出来ていたのに、
事件が起こって以降、
リビングで顔を合わせたり、
あいさつ、会話が全く出来なくなったそうです。
ご両親も落ち込んでおられるのですが、
誰とも話す事をしない当事者さんは
もっと落ち込んでおられるのかもしれません。

えこーもその状況を知っていましたので、
絶対に今日は手紙を書いて持って行こう!と
朝から文才のない手紙を書きあげました。
(ほんと、文才なし!!)

手紙には、
当事者さんに会いにきたこと、
腹立つこと、悩みごと、困りごとなどの
いろいろなお話しをしたいこと、
そして次回の訪問日(6月)を書きました。

今日は当事者さんのお母さんが3回ほど、
「えこーが来ているから、下に降りておいで~。」と
2階の当事者さんの部屋にノックして下さってましたが、
お会いすることはできませんでした。
書いた手紙を当事者さんの部屋のドアの下から
お母さんが入れて下さいました。
が、無反応っぽい。kao12

「帰ってください。」とか、
「もう来ないでください。」とか、
拒絶の言葉もなく・・・。
きっと、えこーが会いに来ることを、
喜んではいない。kao08
拒絶する元気も今はないんだ・・・。kao02

えこーはこんな時もあきらめず、
来月の出前えこーの日も手紙を書いて、
アプローチしていきます!!
当事者さんと会うことはあきらめませんが、
文才がないことはあきらめてま~す。kao05
  


Posted by いとう茂 at 23:39Comments(0)

2022年05月03日

お人柄。

4月に入り新年度が始まりました。
あちらこちらで人事異動があり、
えこーと繋がりのある支援機関の担当者も
退職されたり、部署が変わられたりで、
新しい担当者と初めてお会いする方が数名おられます。

そんな中、出来上がった冊子
「子の心親知らず、親の心子知らずVOL2」と
「広報紙第7号」を市内の各支所、各支援機関に
4月28日と5月2日に手配りに回りました。

おもしろいことに各支所や各支援機関、
カラーが違います。

「いつもお世話になっております。えこーと申しますが、
広報紙と、えこステのチラシと、
冊子を置かせていただきたいのですが。」と
出てきて下さった方にお願いしますと。。。。

「はい。分かりました。お預かりします。」
快く受け取って下さる方、

「はぁ?どこの誰?何持ってきたの?」
怪しげな顔でこちらを見る方、

いろんな対応があります。

広報紙や冊子を各支所に置かせていただく際は、
必ず、大津市の文化青少年課に許可をもらっていますので、
堂々とお願いをさせてもらっていますが、
なんとのう悲しゅうなります。kao_9
えこーの周知度が低いということを
目の当たりにする瞬間でもあります。

ある支所で配布物を受け取って下さった方の服装が、
大津ヒカル君のワンポイントが入っているポロシャツでした。
「そのポロシャツ、かわいいですねkao05」と言いますと、
その方は笑顔でくるっと背を向け、
バックプリントも見せて下さいました。
なんだか嬉しいface02

きっと、こういうひとつひとつのことってお人柄なんだろうな・・・。

5月1日の日曜日の午後、相談者の面談予約が入っていました。
朝から電話がかかり、
「今日、面談に行くつもりをしていたのですが、
洗濯機が壊れて、新しい洗濯機の配送を午前中にと
思っていたのですが、どうしても2時~4時の間にって
ことになってしまいました。ごめんなさい。」という用件でした。

メールで連絡することが出来るのもご存じなのに、
ご丁寧に電話をかけてきて下さいました。電話
次回の面談の日程を決めて電話を切りましたが、
これもお人柄なんだろうな・・・。kao05

えこーは相談者さんに対して、
支援機関や関連団体に対して、
人を選ばず快い対応が出来ているだろうか?
そんなことを振り返る数日間でした。

常に動き回っているのは
代表理事と影の代表理事です。
「なんか感じ悪ぅ。その対応あかんでーkao_15
という対応があった時には、
ご遠慮なくお申し出いただけると
ありがたく存じます。m(__)m
  


Posted by いとう茂 at 09:57Comments(0)