2021年11月28日

今が動くとき!!

10月、11月のひきこもりの面談で、
2家族のお母さんが、
「もう、爆発しました。」と報告くださいました。
面談は1家族ずつしかお受けしていませんので、
別々の日に爆発の報告を聞いたことになります。

「へぇ、どんな爆発だったのですか?」と聞きますと、

わが子の異常な行動に対して、
「いい加減にしときや!」と
体を張って爆発されたお母さん。(ひと家族めの爆発炎
子どもさんの異常な行動とは、
意味のない異常な行動ではなく、
上手くやり遂げたいのに、どうやっても上手くいかず、
手詰まりになってしまって、
くやしさと、諦めきれない情熱が
行動となって出てしまっていた・・・。
そしてお母さんもそのことを充分に分かっての
どっかーん炎です。
「爆発した時、心臓がドキドキしていた。」と
仰っていました。
聞いている方は、
「よく爆発しゃはりましたね。
爆発しゃはってよかったと思いますよface02」と
笑顔でお答えしました。
「お母さんご本人は本当に大変な思いをされたのでしょうけれど、
聞いている私は、なんて愛情のこもっている爆発なんやろう!って
思いました。」とも伝えました。
その爆発、あっぱれですiconN36


わが子の異常な行動に対して、
「どうして自分のことを大切にできないの!」と
覚悟を決めて爆発されたお母さん。(ふた家族めの爆発炎
子どもさんの異常な行動とは、
意味のない異常な行動ではなく、
恐らく、病状のせいで行動が普通ではなかった・・・。
どうやっても、ばかげていることなのに、
止めたくても止められない行動が続いてしまっている・・・。
そしてお母さんもそのことを充分に分かっての
どっかーん炎です。
「何もしなければ穏やかに終わるが、
1年前と同じなことは良くない。」と
仰っていました。
「お母さん、すごいですね。よく爆発しゃはりましたね。
子どもさんとの関わり方をお聞きしていますが、
愛情こめて、上手に関わっておられるなと常々思っていましたので、
今回の爆発も、子どもさんの心を傷つけてやろうとの思いではなく、
子どもさんの体を心底から心配をしての爆発だったでしょうから、
子どもさんの心にも伝わっていると思いますよ。」とお伝えしました。
その爆発、あっぱれですiconN36

えこーに相談にこられ、えこステに参加され、
ご縁をいただいて1年以上が経過しています。
子どもの状況や気持ちを理解できるようになられました。
これまでの関わり方ではダメだと、
わが子の目線と同じ位置へ我が身を置き、
関わり方も変えてこられました。

えこーと繋がったばかりの時は、
「どうしたらいいのか分からない・・・。」と苦悩し、
疲れ果てていた親が動き始めています。
わが子を支えている自分を信じて、
動き始めています。
本当にすごいことだと、尊いことだと、
感動して涙が出てきます。kao_18

次はえこーが動く番です!
お家に訪問させていただく「出前えこー」、
日程を調整して、
ピンポーンします。
当事者とすぐに会えないことを覚悟して、
気長にピンポーンの回数を重ねていきます。家
  


Posted by いとう茂 at 22:39Comments(0)

2021年11月21日

大津市保健所の職員さんを交えてのえこステ。

今日は午後から、ひきこもり、不登校家族の会
えこちゃんステーションの定例会がありました。
前月は魚釣り大会のイベントを開催しましたので、
今月は通常の定例会の開催でした。

大津市保健所の職員さんが見学にお越し下さり、
えこステの雰囲気や定例会の流れをじっくりと
見学くださいました。

今日のえこステは5件の家族の参加でした。
ひとり10分ほど、近況報告をお話しいただき、
近頃の子どもさんの様子や、子どもさんとの関わり方、
いろいろな出来事などを聞き、
えこーのスタッフと参加されているメンバーさん達で
状況共有しました。
保健所の職員さんも親身に聞いておられました。

保健所の職員さんが
こんなにも熱心にひきこもり問題に向き合っておられること、
家族の会の在り方や、
ひきこもり家族の気持ちに寄り添うことなど、
あたたかいお気持ちを持って日々関わっておられることが
とても伝わってきました。
行政と民間の壁はありますが、
人と人としてお話しをしていますと、
壁はなく、
思いは同じだということがよく分かります。
でも、どうしても立ちはだかるものは
行政の壁・・・。
いと悲しkao_20

近況報告が終わり、
保健所さんからの質問、保健所さんへの質問コーナー!

保健所さんからは、
・えこステに参加して何を得ているのか、
・どんな制度があればいいと思うか?
との質問でした。

えこステのメンバーさん達の答えは、
・皆と話すことで心の整理ができる、冷静になれる。
・不安が募ってきても、えこステで話す日まで頑張って
辛抱しようと思える。
など、声をそろえたように皆さん同じことを答えておられました。

制度の話になると、保健所の職員さんへの意見ではなく、
行政に対する話となりました。
ひきこもり問題に対応できていない行政、
申請しないと進まない数々の事柄、
ひきこもっていて申請も何もできないから、
困っているんだということを理解してくれない行政。
どこへ行って相談したらいいのかも分からない。

縦割りの冷たさや歯がゆさの話となりました。
これって、どこへ行ったら解決できるのだろう?
誰が頑張ったら解決できるのだろう?
いつか、解決の日がくるのだろうか?
そんなことを思いながら聞いていました。
(この件に関しましては、後日、地域福祉計画の話を
ブログにアップする時に、グチグチと・・・face09

今日のえこステは、保健所の職員さんを交えて、
濃厚な定例会となりました。
えこステのメンバーさん達、お疲れ様でした!
保健所の職員さん、本当にありがとうございました!!
  


Posted by いとう茂 at 23:20Comments(0)

2021年11月11日

不登校の相談②

ここのところ、不登校の相談が増えています。
この2週間で3件、不登校の面談をしました。
今までも数件、
不登校の相談でえこーに来られることがありましたが、
不登校の相談は続かないことの方が多いです。

不登校問題もひきこもり問題と同様に、
すぐに解決することは難しいことです。
1回の面談で、
はい!解決!!となってほしいのですが、
それはとても難しいことです。

わが子が登校できなくなって、
親も深く悩み、ネットでの情報をたくさん探し、
不登校の本を何冊も読んで勉強をしている。
そのお気持ちはよく分かります。

ネットや本で得た知識を盾にして
えこーの面談に来られることもしばしば・・・。
「こんな方法があると書いてました。
そのとおりにやっています。」
「~~の講義を受けてきました。
毎日、実行しています。」など、
いろいろと教えてくださるのですが、
黙って聞いています。
ただ、ただ、黙って聞いています。
全部聞き終わってから、
「お子さんの今の状況と、そのお話が上手に
ハマるといいですね。」と
お返事させてもらっています。

「他人と接することに慣れてほしいから、
他人と会う練習をしよう。と子どもに話しています。」と
話される親御さんも数名おられます。

・・・ちょっと、待ってください!
他人と接することができなくなっている原因を
子どもさん本人からお聞きになられたことはありますか?
他人が怖い、他人は嫌いと思っている
その原因もお聞きになられたことはありますか?
原因も分からずに、
他人と会う練習の話を親から聞かされると、、
子どもさんはもっとしんどくなってしまうだけではありませんか?

っと、ズバッとお伝えすることはできませんので、
数回という時間を使って、
ひとつずつ、ほぐしてお伝えするようにしています。

この数回という時間、ひとつずつほぐすというやり方が
待てない、合わない親御さんもおられるのだと思います。
このように、
えこーのやり方は合わない!と思われる
親御さんとは相談が続かないのでしょう。

えこーの広報紙ハートレター第1号えこーのあしあとに
「一つずつ」という記事を書きましたが、
今できる事は何か?
今必要なことは何か?
一つずつ、慎重に見つけていきたいと思っています。
一つずつ、見つかった時に、
親御さんがお持ちになられている盾の角度を
1度ずつ、平らにしていただけることを願っています。
  


Posted by いとう茂 at 22:25Comments(0)